今回作成した共済会システムは生活クラブ生協の組合員相互共済で全国を対象とした共済を運営する全労災と一部提携し,それ以外の共済事由を生協が独自に運営するもです。
対象は組合員6万人と脱退後の有効期間を有する脱退者があるため組合員マスターは10万件を超えています。
基幹業務は10年前に作成された東芝のオフコンで処理をしています。オフコンに登録された組合員情報を東芝独自の手順でパソコンに転送します。
毎月新規加入、変更を含め約5000件をパソコンに転送します。パソコン側でもマスターの管理を行い、発生した事由を登録し、生協の委員会で承認を得たものを給付可とする処理をしています。
毎月1000件程度の入力ですが、新入学祝も対象としているため4・5月は8000件を超える入力となります。
給付可となった事由は給付金額を確定し、オフコン側へ給付情報を転送します。
今まではARAGO for DOSを使用しシステムを作成していましたが入力項目が多いため、パネルを表示し、確認入力後、次のパネルで入力といった処理のため入力操作が煩雑になっていました。頻繁にシステムが停まり、再起動を繰り返していました。
また給付可の処理を一括で行っていましたが、止まったようにシステムは沈黙をしてしまいました。
ARAGO for Winの発売を期にシステムをウインドーズに変更しました。現在は最終のテスト段階ですが、概ね順調で、2時間掛かった組合員登録処理がわずか4分で終了します。
検索は検索ボタンを押すとサット表示されこれがシステムだよねと独り言を言っています。煩雑な入力操作も一画面で完結するため操作性は大変向上しました。さすがはARAGO自慢するだけの処理能力を持っているんだなあ~と一人感心しています。
基幹業務のシステムも現在新システムに更新中ですが、検索は3秒以内が目標です。WIN NT(3.51)をサーバーにオラクル・ノーツ・エクスチェンジを搭載し、クライアント・クライアント間のセキュリテーはWIN95の共有機能を使いアクセス不可にすることによりセキュリテ―を確保するシステムです。受注件数が700万件/月、組合員数が30万人、受注品目数が約5000件/月、サーバーが78台、WSが317台、OCR48台、Printer173台、KLP(漢字ラインプリンター)76台の大規模な構成となっています。
さてARAGOWのように快適に動くのでしょうか?システム開発者の奮闘を期待して、共済会システムのテストを続行しています。