酪農(生乳生産、乳牛管理)でのAragowの利用 13年11月 北海道標津郡中標津町東6南1の1 JA根室生産連 情報事業課 塩崎 幸記 氏 |
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XBASEとのお付き合いは,当時、DBASEが高くて購入できず、DBXLを購入し、オフコンからデータをコンバートし、集計分析に内部的に利用していました。札幌のユーザ会の皆様に教えて頂きプログラムを勉強したものです。時代はDOSからWINDOWSに変わり、ARAGOWを購入し、DOSのプログラムをそのまま動いたのには、感動したものでした。ARAGOWを業務に利用しようとと決断したのは、牛乳生産のかなり細かい帳票がARAGOWで作成出来た事でした。 その後、OCNの回線を導入し、カパルさんからARAGOWIを含めたWEBサーバー一式を導入し、5年目を迎え様としているところです。特に別海町農業農村システムではお世話になりました。ここ4年間WEBサーバーを順調に動いており、13年8月にハードをグレードアップしたところです。北海道の最東端ですが、14年3月までにフレッツISDN,ADSLがNTTよりサービスが開始され、WEBサーバーを業務に利用できる環境が整いつつあります。 又、 平成11年には、(株)システムラボのSL-JINJIを利用させて頂き、別海町の1,000戸の酪農家に導入されたパソコンへ毎月タイムリーに個々に異なる内容のデータを順調に送信しています。(詳しくはhttp://www.syslab-nag.co.jp又はhttp://www.arclaw.co.jp/sl-jinji/ を参照ください。) システム 現在、ARAGOを利用して、オフコン処理をしている業務を、職員3名と、外注で酪農関係の業務のパソコン化を進めているところです。その一端をご照会させて頂きます。 A.システムの概要 1. 人工授精システム、2.乳牛検定システム、3.生乳分析システム、 4.その他からなり現在パソコン化が終了したのは3.の生乳分析システムで、1と2は開発中です。 2. 生乳分析システムについての概要の照会 本システムは本会のI職員が、約2年間かけて、コボルで開発、サポート業務を行っていたが、ARAGOWを一から覚え、ほぼ一人で開発したシステムです。 根室管内8JA(農協)で、乳牛が160、000頭、1、600戸の農家が牛乳を70万トン出荷しており、ハンデー端末を利用入力から始まりその生産状況を酪農家に連絡するシステムで、牛乳の品質管理、向上を目指したシステムです。 運用形態は、農協完結型で8JAにパソコンを設置し、それぞれ単独で作業を行なっています。通信は、本会にFTPサーバーを立ち上げ、シエアーウエアーFTPソフト「ロクサス」を利用して必要に応じてほぼ自動的にデータ送受信、プログラム更新を行っています。 1) プログラムメニュー とEXEの大きさ 生乳分析登録処理 664KB 生乳分析帳票作成(旬次) 586KB 生乳分析帳票作成(月次) 183KB 生乳分析帳票作成(年次) 855KB 生乳分析NDI処理 499KB 乳質乳価計算処理 87KB 生乳分析NDI特別処理 295KB 生乳分析HT処理 95KB 計 3,264KB 2)プログラム本数 131本 DBFフアイル 118本 NDXフアイル 28本 ホルダーの大きさ 87MB 3)マスターファイルについて マスターファイルの大きさ 66MB 70,378レコード 3年分のデータマスターファイルの項目数 145項目 レコード長 971バイト 主な項目内容 農協コード、クミカンコード、氏名、缶NO、期間年月、成分乳代、良質乳代、PLANMILK、乳量1、乳量2、 乳量3、FAT1、SNF1、FOS1,MUN1、FAT平均、FAT最高,FAT最低、FRANK 4)ハード環境 JAはWIN98以上でメモリー64M以上で機種問わず本会ではDELLのディメンジョンでCPUセレロン433、メ モリー128MB 5)その他 出力帳票 約50表 運用開始してからほぼ半年が経過し、安定したシステムになりつつあります。開発当初は、開発業者のPG教 育を受け、ウィンドウ風に慣れるのに大変苦労したみたいですが、生産性はコボルに比べて5倍以上と、変更 、 バグ等の対応も早くなりました。印刷について種々掲示版に書かれていますが、使い易く、細かく指示でき、 生産性も高いと思います。(最初の作成に苦労しましたが、ひとつパターンを作ると応用がきき大変重宝してお り、どのような要望にも応えると思います。) ODBC機能ないとか種々言われていますが,ないから早いと思っており、SQLの取り出しも言語毎に癖があり、 おいそれと自分達では手がでないですしハードルが高いです。テキストデータでのコンバートで十分と考えてお ります。 内部作成なので、仕様書、ドキメント等の整理が遅れ勝ちになり、もう少し、時間的余裕を与えれればと思うのですが、忙しさにかまけているところです。 ARAGOWの一番よいところは、作成したプログラムをコンパイルし、配布しても、ライセンス料がかからないので、自由に配布できることです。 今後、開発してシステムが安定したら、ウィンドウパソコン環境で動くので、仲間を増やしコスト低減に結びつけたいと思っています。今、JA用地域内乳検システム、人工システムを開発中です。 B.ARAGOIの利用と、農家検索、牛検索プログラムの試用提供について WEBサーバーについても、本会での担当がT職員からH職員にかわりましたが、ノウハウを積み上げ、インターネットからのデータ配信、掲示版等の共有等をARAGOIを利用して自前で作成し、運用できるようになりました。利用方法は原則URLを公開しないで、地域内で利用したい人にのみ知らせて利用しています。 今、酪農では、BSE(狂牛病)問題で、安心して食べていただける乳製品の供給を目指して全国450万等の牛に識別番号を付け、移動歴がわかるようにして、原因追求ができるようにと行政が考えており、この14年1月から3月の間に装着が始まりデータべースが構築される様です。 本会でも、農家、牛システムを開発中ですので、その一部を照会し提供しますので、酪農関係者で、蓄積されたデータの利活用を考えている方は、ご利用ください。 1. URL http://www.ndi.or.jp/db/index.html 2. アクセスしてユーザ登録をしますと、IDとパスワードを発給しますの で、2.と3.がダウンロード出来、利用可能になります。 (ARAGOIを利用したホームページで職員の自作) 3. 農家登録検索システム(外注によるプロの作成) システムの基本となる農家マスターの登録、参照、検索が可能です。 機能は、データの登録、変更、CSVフアイルからの入出力が可能です。 4. 乳牛検索システム(作者作成) 本会の牛マスターから営農計画書で利用する乳牛台帳作成用と、償却費計 算のため牛群管理システムのJAバージョンで利用する牛データ作成のため作成した ソフトですが、豊富な検索機能があり、JA内の農家別月齢別頭数、農家別分娩月別 頭数、分娩予定頭数、種付予定頭数が帳票出力されます。又条件検索した内容も、 農家>別、月齢別、分娩別、分娩予定別に出力されますので、販売予定等の資源調査が 可能です。 検索して抽出したものは、CSVフアイルに書き込みできますので、エクセ ルで検索結果を表示可能です。(条件によりソースプログラム提供可能。) CPU p800で73,000頭のマスター処理中。 5. 牛登録検索システム(外注によりプロが開発中) 牛の登録管理ができます。(100、000頭を想定) 条件により提供予定(12月始め完成予定) 6. その他 1) その他に、市販ソフト「信之助」を利用した、生乳の抗生物質、体細胞データを分析センターから入手し、加工し異なる内容をそれぞれにFAX送信するシステムもARAGOWで開発。(試験試用中) 2) メールサーバーが必要になりますが、ARAGOWのSENNDOMAILの機能を利用した同報添付フアイル付グループメール、異文書同報添付フアイル付きグループメールの送信システムをARAGOWで開発。(開発のみで今後使用予定) 3) H職員もパールを使用していましたが、2,3日の教育を受けて、ARAGOW、ARAGOIを使いこなし、データ提供用ホームページ、メール送信プログラム等を作成し、現在ネットワークの保守をしながら、ARAGOWでパソコン化業務にはげんでいるところです。基礎力があれば、難なく取得できる言語と思います。WEBで5万から10万頭のデータを扱うにはかなり優れていると思います。 以上現在までの開発経過で、他言語とくらべると、マシンパワーを必要としないし、設定も楽です。WINNT系で、メモリー128MBあれば、動作します。 表計算ソフトとの容易な互換性、開発の生産性の高さと、現場対応のための、項目の追加、機能改善、変更の激しい業務にはうってつけのソフトと思っています。著名でないとか、流行でないとか、種々言われますが、酪農家に一番近いところで、ARAGOだけでなにも心配する事なく、利用者の要望に十分に答えていけると考えています。この田舎にもフレッツが近々導入されるので、農協完結型で考えていましたが、WIN2000のターミナルサービスを利用したWEBシステムでの業務処理も検討しようと思っています。 50を過ぎたねずみですが、若い人に教えてもらいながら、これからARAGOIを学習使用と思っています。出来るだけ早くオフコンからパソコン化し、パソコンで開発したソフトの有効活用と、安価なシステムを目指して、がんばって行きたいと思っています。 |
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