最近、Internetが普及し出してから面白い話を聞くようになりました。
とても冗談かと思うと本気です。
例えば
次の例です
専用線--Router---Firewall---外部向けServer---Router2---Proxy Server---<<
<--DNS Server---Mail Server---HTTP Server---FTP Server------LAN
と書いてあるServerは一台一台のマシンです。 そしてRouterは二つ、
床の間ではありませんが、御大層な部屋に麗々しくそれぞれのサーバーの名前と役割をパネルに書いて掲げられています。 もちろんメーカーからの常駐の人間を何名か失業対策事業として押し込められています。
その上どう考えたのか学生数何千人かの学校ですが、専用回線は細すぎる、内部はもちろん主要のところは何を隠そう光ファイバー、どうなるかというと学生がアクセスすると、とろとろとWebが表示される。
文句をいえばCacheをどーんと景気よく増やして、Newsはしあさってくらいのを読まされる。
景気対策の一環として情報通信事業に対する投資が行われますが、どうか土建行政の二の舞は止めましょう、使えもしない箱物の山と年間億を超える補修維持費、当然助成金ですので、耐用年数を超えないと何も変更はできない。 もらった金より後が高い。 昔からいいます、ただより高いものはない!
どうしてこんなとんちんかんな話になってしまったのでしょうか?
概念図として上の絵を描くのは正しいと思います。 ただ概念を具体化するとどうしてか、Serverの山になる。 たとえば時々紹介している、SPCで使っているMail Serverはとても使いやすいGUIのついたものです。 これは実際のユーザーの話では4,000人の米国の企業でMdaemon 1本でぜんぜん問題が起きていないそうです。 多分500ドルくらいでしょう。
もちろんこのスケールになると外部に公開しているWebもIntranetようのWebもそれぞれ別のサーバーに置いたほうがレスポンスを向上できるでしょう。 しかしDNSを別のServerに置く必要まではないでしょうし、PROXY Serverをまた別にする必要もないでしょう。 実際遅くてしょうがなくなった時点で対応すべき問題です。 これはもう前例文化の話ではありません。 やってみて考え変更していく文化です。
多分に常駐の業者を置くような話になると、Webのページも業者任せ、コンテンツ一つ変更するにも大騒ぎ、そしてRouterの設定は業者任せ、Securityはほとんどない状態、 おかしいですよと、aministrator@xxx.ac.joにメイルを送るとなしのつぶて。
むかし某大学の学生のふざけたページがInfoseek(英語の)に文字化けの山として表示されていた、いってみるとさっぱりわからんページ、?マークはApacheなどのHTTPサーバーではディレクトリの表示です。?してディレクトリを見るとcgi-binまでいける。 user/の彼のディレクトリには個人のメイル、とポルノとゲーム、それだけ! いくらなんでも勉強はしなかったのかい? もちろん大学はなしのつぶて、どう考えてもみっともないので(コリャ日本の恥ですよ)、本人のメイルを読み現在の会社のメイルアドレス(某コンピュータメーカーのInternetの開発部門)にメイルを送ると、返事がきた?
どなたでしょうか? 多分知り会いですよねと? うーんこりゃ重傷だ! ちなみに上のユニークな例のシステムは彼が勤める会社のものです。
InternetもIntranetも使う側から見たら電話と同じような単なる通信回線です。 しかし電話のようにどこかに頼んで工事してもらい、保守してもらうようにはいきません。 Webのコンテンツを直したり、いろいろなアクセスの制限を頻繁に変更したりしなければいけません。
具体的に仕事を発注するときは、そこの会社のWebを見ること、親会社ではありません。
そしてFAQがあるかどうか? を見てください。 頼んだ後で毎回電話するのではとてもInternet時代にそぐいません。
もちろん電話も日本ではまったく普及していませんが、米国ではCTI(Computer Telephony Integration)としてパソコンを使い(ちょっと特殊なものですが)いろいろな電話機能を実現しています。 これはもちろん専門業者がプログラムするわけですが、発注側にもそれなりの知識が要求されます。
CTIに関してはなかなか難しいところがありますが、 Internetはそれなりに情報が日本語化されつつあります、 Routerの設定のたった一行直すのに予算を組んで大金を取られる前に、それなりの発注側にも準備が必要ではないでしょうか?
飛行機の飛んだことのない農業用飛行場だって、あれを自由に個人パイロットに使わせれば、Ultra Light Planeや航空機の教習所や、観光産業のもとになり、町の発展になるのですが、昔フィリッピんにワニのいないワニ飼育所をODAで作って、完成したとき始めてそこにはワニがいないと騒いで、急遽輸入した冗談がありました。
どうも下手するとこのInternetごっこも似たような顛末になる危惧がします。
学生や社員が参加するものにすればいろいろなメンテナンスも、Security管理もずいぶん楽になるはずです。 またそれらの知識が学生にすれば将来の就職のよい知識になるでしょうし、企業にすればそれは明日への戦力です。 まだまだInternetは自動車のようにオートマの世界ではないようです、 当分は構造も知らなきゃうまくいかないようです。
Securityや予算のことばかりで悩んでいるうちに、取り残されます。このInternetの世界はダイナミックに変わっていく世界です。 飽きっぽい人には最高の変化です。 まずは小さいものから始めて、発展させましょう! Intranetはたった一台のマシンで始められます! 次にRouterと専用回線があれば一般公開できます。もちろん中身がなければまったく話しは別ですが?
せっかくの情報通信投資を未来に向かって有効に使いたいものです、またコンクリートで固めた何の情緒もない河川敷をこしらえていくことが未来に禍根を残すように、はしたくないですね。